国から示された「待機児童解消加速化プラン」に基づき、静岡市が進めている待機児童解消に貢献するために、保育所保育指針に示された『養護と教育が一体となって豊かな人間性を持った子どもを育成する』と『乳幼児の最善の利益』を考慮し、環境を通して子どもの保育を行う役割を担い、保護者との連携を図りながら共通理解を持って必要な援助を行う。
0~6歳までの人間形成に最も大切な時期の教育について、より一層重要性を置いて取り組む。一人一人の子どもが、『自分でできた』喜びを感じ、満足しながら日々生活することを目標に見据え、将来、それぞれに巣立っていく環境において、子どもたちが自立し、幸せに生きていくことができるよう、福祉を積極的に増進することに最もふさわしい生活の場を提供する。
生命の保持と情緒の安定を土台とし、生活の中で、日常生活の活動、感覚的教育、言語的教育、算数的教育、文化的教育(世の中にあるありとあらゆる子どもたちの興味関心を体験)を通して、本来全ての子どもが持っている『生きる力』を子ども達自身が発見し、育成していく場を愛と知識を持って提供する。
児童福祉法に基づき、乳幼児の健全な発達のための暖かい家庭的な保育所を目指すとともに、保育所保育指針と幼稚園教育要領との整合性、年齢別の発達基準ではなく一人一人の発達過程、保育士の人間性と専門性の向上を図る研修の充実を考慮しながら、地域の児童福祉活動を行うものとする。
子ども一人一人が、小さな自分でも社会の中の大切な一員であり、なくてはならない存在であることを一人一人が感じられるように愛情と知識を持って以下の事を援助する。
人を思いやる 優しく強い心が育つよう援助する。
物事に感動する 豊かな心が育つよう援助する。
活発に遊べる 元気な子どもに育つよう援助する。
生きる力を子ども自身が育成できるよう援助し、全人格の形成を目指す。
子どもの発達について理解し、子どもの個人差に十分配慮しながら一人一人の発達過程に応じた保育。
子どもが自分から意欲的に関われるように環境を構成し、子どもの主体的な活動や子どもの相互の関りを大切にする保育。
乳幼児にふさわしい体験が得られるように生活や遊びを通した総合的な保育。
上記3点を達成するために、一人一人の子どもの発達過程にあった様々な体験がに日常的に提供できるように、日常生活の活動、感覚的教育、言語的教育、算数的教育、文化的教育の5境域の環境を準備しながら、現代の科学的根拠に基づく『モンテッソーリ教育法』を実施していきます。